2020年6月07日

 

愛する皆さん

主の大いなる御名を心よりほめたたえます。

 

6月に入りました。2020年前半期の最後の月になりました。特に今年はさまざまな理由で、何だか気づかない間に、いつの間にか初夏になってしまいましたね。先週は神様の恵みにより、待ちに待った礼拝堂での礼拝を再開しました。予想より多くの方がお見えになりとても嬉しかった半面、まだ集えない方々のことを思うと何とも言えない複雑な気持ちになりました。以前は当たり前だったすべてのことが実は素晴らしい神様のあわれみによって与えられていたことをしみじみと感じました。

 

カルヴァンはキリスト教綱要第4篇の教会論のタイトルで、教会のことを『神が我々をキリストの交わりに招き入れ、かつそこに留め置かれる外的手段ないし支え』と定義しています。ちょっと難しいかもしれませんが、要するに「教会はイエス・キリスト(みことば)の交わりに招き入れられた聖徒の集い」という意味です。神の言葉が宣言され、その言葉を聞くことが教会の根幹であるということですね。さまざまな事情によって一か所に集うことができない場合も、同じみ言葉に聞き、同じ御霊による交わりの中にあれば、私たちはイエス・キリストの体である教会です。森小路教会に連なるすべての兄弟姉妹が安心して教会に集える日が早く来ることを祈ります!

 

「よく言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天でも皆つながれ、あなたがたが地上で解くことは、天でもみな解かれるであろう。また、よく言っておく。もしあなたがたのうちのふたりが、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、天にいますわたしの父はそれをかなえて下さるであろう。ふたりまたは三人が、わたしの名によって集まっている所には、わたしもその中にいるのである」。」

(マタイによる福音書18:18~20)

 

在主

 

林尚俊