2020年6月28日
愛する皆さま
主の御名を心よりほめたたえます。
6月も最後の週になりました。信じられませんが2020年の半分が過ぎました。例年よりちょっと遅れて始まったかのように思えた今年度も「あっという間」に過ぎ去っていますね。私はこの「あっという間」という日本語が大好きです。言葉どおり「あっ」という短い時の速さを表す日本語の慣用句は、誰にでも分かり易いからです。これは私が最初に覚えた日本語の慣用句でもあります。でも時が速く流れるのはあまり好きではありません。
先週の聖日礼拝後、私たちが森小路教会に着任してから初めてのプチ愛餐会(?)が行われました。どいうことかというと久しぶりにオルガン奉仕者のための講習会が行われ、そのために残った方々にお好み焼きや焼きそばがふるまわれたのです。予定もしていなかった食事の交わりが、2メートル以上の間隔をあけて行われました。10人に満たない少ない人数でしたが、とても楽しく有意義な時間でした。
このように教会共同体は、主にあっての交わりがあるので楽しいのです。私はこの時、一日も早く正常に戻り、再び聖餐の交わりができることを切実に望みました。イエス・キリストの体なる教会共同体は、見えるみ言葉である聖餐によって一つになり、また信仰を保つことができるのです。8月には安心して聖餐式ができるようにいろいろと備えています。どうぞお祈りください。
『わたしたちが神を賛美する賛美の杯は、キリストの血にあずかることではないか。わたしたちが裂くパンは、キリストの体にあずかることではないか。パンは一つだから、わたしたちは大勢でも一つの体です。皆が一つのパンを分けて食べるからです。』
(コリントの信徒への手紙一 10:16 ~17)
在主
林 尚俊