2020年7月12日

愛する皆さま

主の御名を心よりほめたたえます。

 

先日、築地本願寺に関するニュースを見ました。何と晨朝と日没のおつとめをライブで配信しているというのです。若いお坊さんたちが一生懸命カメラや機材を操作している場面が映っていましたが、それを見て、思わずニヤッと笑いました。なぜなら彼らが私たちキリスト教のライブ礼拝をマネしたと思ったからです。本当のことは分かりませんが、いいことは学ぶのも悪くないなと思いました。

 

さて今週は、牧師館に珍しい物が届きました。「聖餐キット」というものです。それは名前どおり、聖餐のためにパンとぶどう液を個別包装したキットです。コロナ禍でどのように聖餐を守るべきかについて考えた時、ふと前にカナダにいた時のことを思い出しました。北米ではコロナの前から個人衛生を考慮して、前もって個別包装されている聖餐キットを用いて聖餐を守っている教会があります。そのキットが手に入れば、私たちも安心して聖餐を守れるのではないかと思い、試しにアメリカから取り寄せて、やっとそれが届いたのです。試してみたところ問題なく使えると思いますが、いろいろ心の中の戸惑いや葛藤があると思います。私自身も最初はためらう部分がありました。しかし何より大切なのは、私たちの神様に対する心だと思います。長老の皆さんと試してみて、できれば8月の第1週には、このキットで聖餐を守りたいと思っています。是非皆さん、聖餐のために祈りましょう。

 

『サムエルは言った。「主が喜ばれるのは焼き尽くす献げ物やいけにえであろうか。むしろ、主の御声に聞き従うことではないか。見よ、聞き従うことはいけにえにまさり耳を傾けることは雄羊の脂肪にまさる。』

(サムエル記上 15:22)

 

在主

林 尚俊