2021年02月07日

愛する皆さま

主の御名を心よりほめたたえます。

 

政府より緊急事態宣言の延長が発表されました。私たち森小路教会も3月7日まで会堂に集うことを自粛し、オンライン礼拝、家庭礼拝をささげることと、長老会で決まりました。しかしそれよりも早く緊急事態宣言が解除されれば、私たちも会堂に集って礼拝をささげられるようになります。1日も早いコロナの収束を祈ります。

 

最近、牧師館の朝はちょっとだけ忙しくなりました。牧師館がプチカフェになったのです。妻が念願のエスプレッソマシンを買いました。家庭用ですが本格的です。一昔前は高い物しかありませんでしたが、最近では安価でいいマシンがあるようです。さっそく若葉マークのバリスタさんの作業ぶりをチラッとのぞいて見ました。まず深入りのコーヒー豆をグラインダーに入れて細かくひきます。そしてひいた豆をポルタフィルターというマシンの付属品に入れて、タンパーという道具で豆を少し強く押しながら平らにします。次にマシンにそれを設置してボタンを押します。するとマシンはガーという音を出しながら茶色の泡を出します。文字で表現するのはちょっと難しいのですが、大体このような風景がほぼ毎日見られます。私の目には、なかなかのプロのようです。おかげで毎朝、香ばしいコーヒーの香りが漂っています。

 

しかしバリスタさんはまだ「抽出したあとの豆のカスが水っぽい」とか言いながら、少し不満げにエスプレッソマシンと闘っています。どうやらまだマシンに慣れていないようです。私は妻が作ってくれたコーヒーの味にある程度満足していますが、牧師館カフェの若葉マークのバリスタさんは納得がいかないようです。

 

調べてみると、圧力をかけて抽出するエスプレッソコーヒーは、クレマという独特な泡のようなものがコーヒーの表面を覆うように出てきます。新鮮なコーヒー豆に適切に圧力をかけると出るものだそうですが、この時にバリスタの腕次第でクレマの量や濃さが決まるそうなのです。おそらく豆のカスが水っぽくなることは、このクレマの質と関係があるようで、本人はそれにすごくこだわっているようです。素人の私から見たら適当なクレマもあるし味は十分おいしいと感じています。おそらくそのうちに慣れて、もっとおいしくなるのでしょう。コロナが落ち着いたら皆さんも是非、牧師館カフェにお越しください。その時になったら、もしかしてレパトリーが増えているかもしれません。そのうちカフェラテが飲めるのを楽しみにしています。

 

『涙と共に種を蒔く人は喜びの歌と共に刈り入れる。種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は束ねた穂を背負い喜びの歌をうたいながら帰ってくる。』(詩編126:5~6)

 

在主

林 尚俊

 

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