2022年06月19日

愛する皆さま

主の御名を心よりほめたたえます。

 

先日、私たち夫婦はとても貴重な体験をしました。なんとプロ野球を見に行ってきたのです。Y長老のご招待で、私たち夫婦とU兄弟が招かれました。もちろん私は野球を見に行くのが初めてではありませんが、妻は生まれて初めてだったそうです。試合は京セラドームで行われるプロ野球交流戦で、オリックス対ヤクルトでした。

 

森小路教会の多くの方がご存じのようにY長老は熱心なヤクルトスワローズのファンですので、当然ヤクルトを応援します。そして一緒にいたU兄弟は大のオリックスのファンですのでオリックスを応援します。問題は私たち夫婦です。実は私は大のサッカーファンで野球はあまり詳しくなかったため、応援しているチームはありませんでした。しかしせっかく野球を見に行くのですから、まず応援するチームを決めなければなりません。私は住民登録上れっきとした大阪人ですので、招待してくださったY長老には申し訳ないと思いましたが、オリックスを応援することにしました。そして妻は東京、しかもヤクルトの本拠地である神宮球場と同じ区の産婦人科で生まれたのでヤクルトを応援することにしました。

 

地下鉄を乗り継ぎ、いよいよ京セラドームに到着です。何よりも形から入るタイプの私は、応援グッズを買いにショップに向かいました。ちょうど素敵な野球帽を見つけたので、さっそく買ってオリックスのにわかファンになりました。どこからどう見てもバファローズファンのおっちゃんです。

 

ドキドキしながらスタジアムに入ると、思ったより広いドーム球場に圧倒され一瞬われを忘れそうになりましたが、「ここではベテランのバファローズファンに見えなあかん!」と思い、われを取り戻そうとしていた時、向こうからベテランのオーラを出しながらバファローズファンの大先輩U兄弟がこちらに向かってゆっくりと歩いてきました。私たちはしばらくの間、離ればなれになっていた家族が再会したかのように喜びながら挨拶を交わしました。ちょうど同じタイミングでY長老にも会えたので、それから安心して席に着きました。

 

妻はY長老から貸与されたヤクルトの応援グッズを手にしてドキドキしているようです。いよいよ試合開始。大声での応援はできなかったものの、二人の野球界の大先輩の豊富な知識と情報を聞きながら楽しく観戦です。1回の表と裏が終わり慣れたところで、野球観戦の花でもある例の行事になりました。そうです。お弁当タイムです。私たちY長老のお母様であるE姉妹の賛助による美味しいお弁当を頂きました。しかし球界の大ベテランであるU兄弟は野球観戦に集中するためお弁当は後で召し上がるとのこと。さすがです。しかし私は食べることを楽しみにしていたので、試合には集中せず、お弁当のあとケンタッキーフライドチキンを買ってきて皆さんに一個ずつ配り、残りは全部自分で食べました。

 

このように楽しい時間が終わり、結果は2対1でヤクルトの勝利。ちょっとだけ残念には思いましたが、久しぶりに皆さんと楽しく交わり、美味しい物も食べられたので大満足でした。これからもこのような交わりを皆さん一人一人とできればいいなと思いました。

 

わたしたちが見、また聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたもわたしたちとの交わりを持つようになるためです。わたしたちの交わりは、御父と御子イエス・キリストとの交わりです。 (ヨハネの手紙一 1:3 )

 

在主 林 尚俊

 

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