2022年2月19日

愛する皆さま

主の御名を心よりほめたたえます。

 

前回の手紙の中で最近の我が家の健康志向についてのお話をさせていただきましたが、今日はその第二弾です。先日私たち夫婦は人間ドックに行ってまいりました。国民医療保険の健康診断は受診したことがありますが、いわゆる人間ドックは初めてでした。今年に入ってコロナ感染症もある程度落ち着いてきたので一緒に受診することにしたのです。

 

いろいろ調べた結果、家から車で10分程度の良さそうなクリニックを見つけてさっそく申し込みました。最初は決まった日にただ行けばいいのだろうと軽く思っていましたが、事前にやらなければいけないことがいくつかありました。大したことではありませんが前日の夕食を早めに食べたり、2回の採便などです。それらをクリアして、いよいよ検診の当日。バスで行くと家からどのくらいかかるか分からなかったため気持ち早めに出発しましたが思ったより近く、着いてからしばらく一階にある待合室で待ちました。開院の時間になり2階の受付に上がり、1番で受付を終えてからまたしばらく名前が呼ばれるのを待っていました。大したことはないと分かってはいましたが、病院特有の匂いがしてきて、何だか少し緊張してきました。案の定、妻はとても緊張している様子だったので、私はできるだけ妻から目をそらして自分の緊張を見せないようにしました。

 

いよいよ私たちの名前が呼ばれました。しかし夫婦が一緒に手をつないで回るわけにはいきません。それぞれ別の看護師さんに名前を呼ばれ、違う部屋に入り検診をすることになりました。妻はまずレントゲンから、私は超音波のエコー検査室に連れていかれました。おなかに冷たいジェルをたっぷり塗られ、検査機につながっている器械をいろんな方向に回しながら体に当てられました。私は言われたとおりに息を吸ったり吐いたり、またあおむけや横向きになったり、腕を上げたり下げたりします。すべてが順調だったのですが、途中で検査していた方が首を傾げながら何度も同じ場所に器械を当てるのです。検査機からもピーピーと言う異様な音が聞こえ始めました。しまいには隣にいた他のスタッフ(おそらくエコー室の責任者らしい方)がやってきて、モニターを見ながら小さな声で「どうしましょうね」などと話し合っています。「何か見つかったのか?」と、私は一瞬心配になりました。責任者らしい方が検査機をいじり、しばらくすると「大丈夫」と言う声が聞こえました。どうやら私の体ではなく検査機のトラブルだったようです。状況が把握できた私は安堵の息を漏らしました。心の中では「頼むよ。そこでそんなに真剣に会話しないでよ」とつぶやいていました。

 

それから採血やレントゲンなども無事に終わり、その日予定していた検査をすべてクリアしました。妻の検査も無事に終わったようです。妻は平均より130%の肺活量だと言われたとかでご機嫌なようでした。結果は約3~4週間後だそうです。あとは待つだけです。私たちは気持ちよく美味しいお昼を食べることができました(ラーメン)。主に感謝です。

 

人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。(箴言 16:9、リビングバイブル) 

 

在主 林 尚俊

 

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