2023年7月02日

 

愛する皆さま

主の御名を心よりほめたたえます。

あっという間に2023年の前半が終わり、今週から後半に入りました。本格的な夏になりますが、皆さん、体調管理には万全を期してください。

 

さて私たち夫婦も本格的に猛暑に突入する前にどうしてもやっておきたいことがあり、先日の休日に前もって計画していたあることを実行してきました。それはキャンプです。ここ最近、年に2~3回キャンプをしていましたが、現実的に2日連続で休むことは難しいので、ほとんどがデイキャンプ、つまり日帰りのキャンプです。先日のキャンプも、もちろん日帰りでした。

 

しかし今回は、今までとは一味違う楽しみがありました。友人夫婦も一緒だったのです。YM牧師ご夫妻です。年齢は少し(?)離れていますが同じ西部連合長老会の仲間でもあり、また神学校の同級生でもあるYM牧師と奥様のEさんは、私たちが森小路教会に来てから親しく交わりの時間を持ってきました。そしてある日、YM牧師が最近キャンプに目覚めたという話を耳にしたのです。これは私の出番ではないでしょうか。

長い間(?)、培ってきたベテランキャンパーとしての豊富な知識と経験を生かして、ビギナーキャンパーであるYM牧師ご夫婦を、キャンプ沼に案内する道しるべとしての役割を果たす時がやってきたのです。そしてとても気が早い私は、さっそく実行日を勝手に決めてしまいました。予定していた日の前日、いろいろと準備を整えて天気予報を確認しました。するとあいにく午後から雨模様です。しかしちょっとした雨などで、私のキャンプに対する情熱の炎は消えません。むしろ雨の中でのキャンプという一部のマニアだけに許された特別な経験ができると判断した私は、強行することにしました。そしてYM牧師ご夫妻も、こんな私の計画にすんなりと乗ってしまったのです。

 

当日の朝、約束場所である無料のキャンプ場に先に着いた私たちは、まず基本的な準備をしました。デイキャンプなのでテントは要りません。その代わり雨や日差しから私たちを守ってくれるタープを張って、椅子とテーブル、お昼ごはんを作るのためのキッチン道具一式をセッティングしました。しばらくするとYM牧師ご夫妻が現場に到着しました。そしてさっそく私のキャンプ道具の紹介を兼ねた自慢大会が始まったのです。私は腕をふるって定番のキャンプ飯であるアヒージョを作りました。私たちが用意した食材と彼らが買って来てくれた新鮮な食材を合わせて立派なアヒージョが完成し、私たちは美味しく頂きました。それから果物やナッツをつまみ、コーヒーを飲みながらおしゃべりに夢中になりました。

 

途中、予報どおり雨は降ったものの大雨ではありませんでした。むしろ雨のおかげかキャンプ場は私たちの貸し切り状態でしたので、最後までゆっくりと楽しむことができました。自然の中で牧会の話や信仰の話をしながら交わりをするというのは、本当に楽しいことだと改めて確認しました。私たちにとって次のキャンプは、日曜学校のサマーデイキャンプです。本当に待ち遠しいです。

 

目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。わたしの助けは来る/天地を造られた主のもとから。

(詩編121:1~2)

 

在主

林 尚俊

 

牧師室より トップ