2023年7月23日

愛する皆さま

主の御名を心よりほめたたえます。

 

先週の聖日の礼拝は、私たち夫婦にとってとても嬉しくて意味のある礼拝でした。もちろんすべての聖日の礼拝がそうですが、その日はさらに特別でした。なぜなら私の義理の両親、つまり妻の父と母が、遠い茨城県から来阪し教会にまで来てくれたからです。これは私たちが大阪に来てから約3年3か月で初めての出来事です。共に礼拝を捧げることができてとても嬉しいです。牧師按手を受けてそろそろ8年ですが、義理の両親は私の礼拝の説教をYouTubeで聞いたことはあるものの、直接聞いたことはなかったので、何より感謝であり嬉しいことでした。

そしてこの出来事は、私たちにとってもう一つ、とても大事な意味を持っていました。義理の両親はノンクリスチャンなのです。まだ神様について知らない父と母が、私が牧師として奉仕をしている森小路教会に来て共に神様を礼拝捧げたこと自体が、私たちにとってとても大きな意味のあることです。義理の両親が肉の家族というだけではなく、神にあっての家族になれるという希望の始まりでもあると感じたからです。何よりも教会の皆さんが温かく歓迎してくださり、楽しい交わりの時間を共に過ごしてくださったので、二人は大変感動したそうです。さらに二人は、森小路教会ならではのにぎやかで面白く明るい交わりの時間を通して、神の共同体の交わりにとても良いイメージを持ったようです。父は「このような温かくて楽しい交わりは、他では味わったことのない本当に不思議な体験だったよ」と言ってくれました。また母は「二人がこの教会でとても愛されているのがよく分かって安心しました。そして幸せです」と言ってくれました。

今回の来阪をきっかけに、近い将来、妻の父と母、そして妹が大阪に引っ越してきて、牧師館のそばに住むようになると思います。これから私たちの愛する肉の家族が、私たちの大事な神の家族である森小路教会の交わりに加わり、共に神様に礼拝を捧げるという夢のような話が現実になるかもしれません。これは私たち夫婦の結婚当初からの変わらない祈り課題でした。そしてなんとこのような話が決まったのが、私たち夫婦の17回目の結婚記念日でした。一番大きな結婚記念日のプレゼントを神様から頂いたのです。神様、ありがとうございます。その日がとても待ち遠しいです。

 

御父から、天と地にあるすべての家族がその名を与えられています。どうか、御父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強めて、信仰によってあなたがたの心の内にキリストを住まわせ、あなたがたを愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者としてくださるように。

(エフェソの信徒への手紙 3:15~17)

 

在主

林 尚俊

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