2023年9月03日

愛する皆さま

主の御名を心よりほめたたえます。

 

長い夏が終わり、いよいよ秋の入り口である9月になりました。しかし、まだまだ残暑(そもそも35度以上の気温を残暑と言っていいのかわかりません)が、信じられないほどしつこく続いており、まだまだ油断はできませんね。皆さんもくれぐれもご自愛ください。

 

さて秋と言えば「読書の秋」と言いたいところですが、私にとっては「食欲の秋」のほうがより親しみが持てる表現です。毎年秋になると旺盛な食欲で困り果てているからです。そしてその嫌なルーティンは今年も間違いなく訪れました。すでにご存じの方も多いと思いますが、私は、焼肉、焼き鳥、串焼き、焼き魚、焼きめし、お好み焼き、たこ焼きなどなど、特に「焼」という言葉の入った食べ物には目がないことに最近気づきました。大阪はこれらの食べ物が特に美味しい地域として有名なので、大阪に来られてよかったなあとしみじみ思っています。

 

そこで私たち夫婦は、「焼」という言葉がつく食べ物に関するとても嬉しいルーティンを持つようになりました。毎月29日になると大事なお祝いをするのです。それは「にく(29)の日」のお祝いです。お祝いといっても、ただ焼肉屋さんに行って焼き肉の食べ放題のコースを食べるだけですが、これが私たち夫婦の間の新たなルーティンになったのです。きっかけはとてもシンプルです。29日になると多くの焼肉屋さんで値段がとても安くなるからです。特にランチの時間帯はびっくりするほどお手頃価格になります。これと似たような日が毎月28日にあります。「28(にわ)とりの日」です。その日はフライドチキンが安くなりますね。これはまだ私たちのルーティンではありません。

 

とにかく8月の肉の日にも、休むことなく焼肉屋さんに行きました。そして夏の間、失った体力を取り戻すという言い訳の下で、私はものすごい食べっぷりで大量の焼肉を吸収してしまいました。とてもお手頃な値段なので元は取れています。しかし毎回のことですが、いつも食べすぎて後悔しています。そして食べ終わると毎回「もうええ年やから、今度から焼肉の食べ放題はやめたほうがええ」と自分に言い聞かせますが、9月29日はどうなるのでしょうか。きっとその時も間違いなく、肉の日を祝うでしょう。なぜなら私は、個人的に、肉は神様からの愛の証として与えられたものだと思うので、神様からの愛の表現を無視するわけにはいけないと思っているからです。これはあくまでも個人的な考えです。

 

主なる神は、アダムと女に皮の衣を作って着せられた。

(創世記 3 :21) 

 

在主

林 尚俊

 

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