2023年12月31日

愛する皆さま

主の御名を心よりほめたたえます。

本日は、2023年の最後の日であり、最後の聖日です。毎年感じることですが本当に時間が経つのは早いですね。振り返ってみると今年も相変わらず世界的、また教会的、そして私個人的にも予期せぬ出来事がいろいろとありました。それでも私たちの共同体は神様の恵みと導きの中で、先週はクリスマス聖日礼拝や祝会、またクリスマスイブコンサートを無事に開催することができました。そして今年最後の礼拝を捧げることが許されたので、何よりも感謝です。

 

さて先日は、年末を迎えて個人的に長い間、後回しにしてきた課題を解決することにしました。それは牧師館の私の部屋の片づけです。妻の家族が大阪に引っ越してきたとき、義理の父が作った家具を持ってきて私たちに譲ってくれました。その中のいくつかを私の部屋に置くことにしたのです。古い家具を捨てて新しく頂いた父の家具で部屋をバージョンアップさせるということを兼ねて、今回の部屋の片付けを計画しました。

 

以前から教会の牧師室はもちろんのこと、牧師館の私の書斎は言葉では言い表せないほどのカオスでした。そんなカオス(混沌)の中でも、私としてはコスモス(秩序)を保てていましたので、どこに何があるのかは何となくわかっています。ですからそこまでは不便さは感じていません。そのため様々な言い訳をしながら、明日へ明日へと先延ばしにしてきました。しかし父の家具が到着して足を踏み入れることすら難しくなってきたので、今年中に片付けることにしたのです。

 

クリスマスの聖日の翌日、つまり25日クリスマス当日が決行日です。私の部屋がカオスになってしまう最大の原因は、ホーディング(Hoarding)という物をため込む心理の故です。ものを捨てられないという弱さがあって、小さな物や特に書類などはなかなか捨てられないままため込んでしまいます。そこで大胆に捨てることにしました。ようやく半日かけて家具の入れ替えといらない物を捨てる作業を終えました。大阪に来て約4年になりますが、その間、本当に多くの物をため込んだ自分に改めて驚きました。ついでにお風呂場の大掃除やリビングの模様替えもできたので気持ちが本当にすっきりしました。もちろん完璧ではありませんが、これからはいつだれが牧師館に来ても大丈夫だと思います。新年になったら、是非、牧師館に遊びに来てくださいね。美味しい夕食付きでお待ちしております。

 

そして、毎日ひたすら心を一つにして神殿に参り、家ごとに集まってパンを裂き、喜びと真心をもって一緒に食事をし、神を賛美していたので、民衆全体から好意を寄せられた。こうして、主は救われる人々を日々仲間に加え一つにされたのである。
(使徒言行録 2:46~47)

 

在主

林 尚俊

 

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