2024年04月14日

愛する皆さま

主の御名を心よりほめたたえます。

 

4月になりましたね。町中に綺麗に咲き誇っていた桜の花も吹雪と共にお別れを告げています。この時期にお別れをするのは桜の花びらだけではありません。教会のY君が3月に大学を卒業し、4月からとうとう社会人になりました。そして大阪を離れて、なんと東京で新しい生活を始めたのです。とはいっても約1か月の研修期間中ですが、Y君にとっては新社会人としての新たな一歩が東京での一人暮らしです。ほぼ毎日届くLINEの近況報告で「一人暮らし」という言葉が使われていて、それがちょっぴりワクワクと嬉しそうにも聞こえました。その報告には研修を通して感じ取った様々な感想や、その日の夕食メニューなどが細かく書いてあります。すでに何人かの同期の友達もできたようです。仲間と共に仲よく夕食を食べているようで、まず一安心です。

 

Y君が東京に研修に行くと聞いた時、一番気になったのは研修のない土日の休みの日にどう過ごすかでした。聖日には近くの教会の礼拝に行けるかなあと気になっていました。私が聞くとプレッシャーをかけることになりかねないので、そこのところは祈りながら見守ろうと思っていたある日、ある諜報員からY君に関する最新情報がアップデートされました。その情報によりますと、なんとY君が聖書を東京まで持って行ったというではありませんか。しかも私が知っているかぎり、その聖書は自分で直接、購入したものです。そして日曜日にはオンラインで森小路教会の礼拝を守ったという話も聞きました。何よりも嬉しいお知らせです。Y君は子供の時から教会学校に通っている求道者ですので、これは私にとってとても気になる部分なのです。

 

とにかくY君は、この1か月の研修期間が終わると、立派な一人前の社会人としてどこかの支店に配属されるでしょう。ですからまず研修がすべて無事に終わるよう祈っています。そしてもう一つ祈りの課題があります。それはY君が関西地方に配属されることです。そして、私たちと共にこれからも礼拝を捧げることです。

 

Y君! 東京での一人暮らしもめっちゃええと思うけど、なんやかんや言うても地元のほうが落ち着くで。はよ地元に帰ってきてな。みんな、待っとんで。

 

信仰を共にするまことの子テトスへ。父である神とわたしたちの救い主キリスト・イエスからの恵みと平和とがあるように。

(テトスへの手紙1:4)  

 

在主

林 尚俊

 

ちなみに上の写真はY君が東京の空を撮って送ってくれたものです。

 

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