2024年06月23日
愛する皆さま
主の御名を心よりほめたたえます。
皆様もご存じのように、毎年この時期になると私は横浜に行くことになっています。それは私たちの森小路教会が属している全国連合長老会の会議に参加するためです。会議そのものはあまり面白くありませんが、横浜のほど近くに位置する東京の南の大田区に住んだことがありますので、懐かしいこともあって、毎回楽しみにしています。もちろん連長の会議のために全国から集まってくる親しい仲間たちに会えるのも楽しみです。
そして楽しみにしている理由がもう一つあります。それは同行する長老との行き来の新幹線の中でのおしゃべりや、現地についてからの美味しい夕食とおしゃべりです。去年はMT長老と横浜の中華街で美味しい中華料理を食べながら楽しい時間を過ごしましたが、今年はYM長老と一緒です。もちろん教会の牧師と長老の会話ですので教会に関する話題もあります。ふだんはなかなか個人的に話す機会がないので、教会についての個人的な思いやさまざまなアイデアなど、心を割って話し合うことができます。そのため毎回とても良い時間になります。横浜ならではの美味しい夕食を食べながら、個人的なことについておしゃべりすることも、とても楽しいです。信仰の証しや妻とのなれそめ、個人的な趣味や関心事など、ふだんは互いに聞けないことまで、ぶっちゃけて話します。行きも帰りも話に花が咲きすぎて、長い新幹線の旅がとても短く感じられるほどです。今回は特に話が絶えることなく次から次へと話題を変えながらずっと続きました。
そして1泊2日の予定を終えて家に帰ると、なぜか体がだるいのです。家に帰って夕飯を食べたあと、すぐにバタンキューでした。なぜこんなに疲れているのでしょう。会議では特に何もすることなく、たまに手をあげて自分の意見を表しただけなので、会議のために疲れたわけではなさそうです。よくよく考えると、おそらく休まずにずっとしゃべり続けたからでしょう。それほどにおしゃべりをしたということです。もちろんその日の夜はぐっすりと眠り、翌朝には元気になっていました。翌日、水曜聖書研究祈祷会に出席したYM長老に聞くと、どうやらYM長老もしゃべりすぎてすごく疲れたようです。それでも最高に良い交わりの時間が過ごせたので、とても感謝しています。
そして今回、私はおしゃべりが好きでよかったと改めて思いました。ある意味おしゃべりが牧師の働きの大部分なので、もしおしゃべりが苦手だったら、毎週の聖日後、とても疲れを覚えるでしょう。しかし私は、むしろ聖日の夕方が一番元気かもしれません。大好きなおしゃべりがたくさんできたからでしょう。皆さんも、私とおしゃべりしたい方は、いつでも気軽に声をかけてくださいね。
また、エピクロス派やストア派の幾人かの哲学者もパウロと討論したが、その中には、「このおしゃべりは、何を言いたいのだろうか」と言う者もいれば、「彼は外国の神々の宣伝をする者らしい」と言う者もいた。パウロが、イエスと復活について福音を告げ知らせていたからである。(使徒言行録17:18)
在主
林 尚俊