2024年06月30日
愛する皆さま
主の御名を心よりほめたたえます。
6月の最後の週になりました。ということは今年ももう半分が過ぎたということです。時間の流れるスピードは本当に恐ろしいですね。すぐる半年を振り返ってみると、良いことも嬉しくないこともいつもと同じように両方ありましたが、すべて神様の恵みによって、ここまで来られたと思います。今年の残りの半分も、主に委ねて主の導きの中で歩んでいきたいと思っています。
季節は夏になり本格的に梅雨に入りました。私が子供の時、ソウルのある韓国中部地方には日本のような梅雨の時期はありませんでした。ですから最初のうちはなかなか梅雨に慣れませんでした。しかもどちらかと言いますと私はアウトドアな人間ですので、余計に梅雨がつらく感じられたのです。何日間も雨が続く梅雨になると、身も心も梅雨に負けて落ち込んでしまうこともありました。しかしある時から、いつまでも雨に負けるわけにはいけないと思い、むしろ梅雨の期間、雨と雨の合間を最大限活用して、明るく元気に過ごそうと心がけています。
今年の梅雨は例年より遅く訪れましたが、それなりに雨が降ってきたので、梅雨のお出かけ計画を立てました。義理の妹も前もって月曜日に合わせて休みを取っていたので、S家の皆と久しぶりに出かけることにしたのです。雨が降っても降らなくても必ず出かけるので、念のため雨の日バージョンと雨降らない日バージョンの2通りの計画を立てました。雨の日は和歌山に、雨が降らなかったら奈良に行くことにしたのです。前日の夜に天気予報を確認すると、曇りのち雨です。どちらとも言えるので、結局は、より行きたい場所に行くことにして、目的地を和歌山に決めました。
片道約3時間という比較的に長いドライブですが、ぜひ見せたい素晴らしい景色がありました。和歌山の由良町にある白崎海洋公園です。見渡す限り白い岩山に囲まれている景色は、異国のような風景で、雨の中の往復6時間かけても十分価値があると判断しました。案の定、白崎の素晴らしい景色を目にした皆は大いに喜びました。ちょうど桃の季節なので、途中で桃の直売所に寄り、とても美味しい桃を相場より安く買えました。また、お昼ご飯を食べるためにたまたま選んだ食堂も、皆が大満足でした。特に義理の母は、マグロのカマの煮つけがとても気に入ったようでした。車の中で何度も、「またこの辺に来ることがあれば必ずあの食堂に行きたい」と言ってくれたのです。どうやら家に戻ってからもカマの話は止まらなかったようです。また今度行きたいと思います。
今年の梅雨の旅は大成功でした。天気予報のとおり、時々雨は降りましたが、全く旅の邪魔にはなりませんでした。皆で美味しいものを食べて素晴らしい景色を見るのもとても嬉しかったですが、何よりも元気な家族の笑顔が一番嬉しいです。神様、感謝します。
わが子よ、わたしの言葉に耳を傾けよ。
わたしの言うことに耳を向けよ。
見失うことなく、心に納めて守れ。
それらに到達する者にとって、それは命となり
全身を健康にする。
(箴言4:20~22)
在主
林 尚俊