2024年08月18日
愛する皆さま
主の御名を心よりほめたたえます。
暑さのピークとも言われる8月の半ばになりました。毎日のニュースの最後に出てくる天気予報によりますと、今年は特にいつもよりとても暑い夏を過ごしているようです。天気図を見ますと真夏日を表す赤の太陽より、さらに暑い猛暑日を表す紫の太陽の方が圧倒的に多いです。そんな記録的な夏を過ごしながら個人的にとても気になることが一つ起こりました。それは体力の低下です。皆さんもご存じのように、私はいわゆる生活習慣病や成人病などを患っているわけでもなく、比較的に健康です。ですからあまり病院の世話になることはありませんが、今年の夏に入ってから体力的に少ししんどく感じたことが何回もあったのです。
そこで基礎体力を上げることにしました。毎日は無理ですが週3日程度、朝早起きしてウォーキングをすることにしたのです。しかし朝早くと言っても朝6時になるとすでに日が昇り、気温はほぼ30度近くです。そのため朝5時起きにチャレンジしました。5時に起きるとちょうど日が昇る直前でまだそんなに暑くないし、朝の散歩にはちょうどよいタイミングです。実は大阪に来てからしばらくは朝6時に起きて散歩をしていましたが、さまざまな言い訳を並べていつの間にか中断してしまっていました。ですから本当に久しぶりに体を動かしています。
早朝の千林と今市商店街を歩くと、いつも見慣れている場所ですが、昼間とは違う全く別の世界が広がっています。まず意外とその時間に商店街に人が多いことに驚きます。もちろんその中には商売のためにお店に荷物を運んでいる人たちもいますが、意外と運動のための服装で歩いている人も多くいるのです。そして夜勤明けのあと、帰宅を急いでいるように見える人も見かけます。また暑くなる前に犬の散歩をさせている方も思ったより大勢います。そのように意外とにぎやかな商店街を抜けて淀川の河川敷の堤防に上ると、日がどんどんと昇ります。早朝の川辺の涼しい風を全身で受けながら前に進んでいくとと、ちょうど朝日が昇ってくるのです。
聖書を見ると、意外と「朝」、「早朝」、「夜明け」という言葉がたくさん出てきます。例えばイエス様も朝早く起きて、人里離れた所へ出ていき、父なる神様に祈られました (マルコ1:35)。旧約を見ますと、夜が明ける時に神様がご自分の民を助けられたと記されている場面も多くあります。もちろん神様は24時間365日、眠ることなく私たちを守ってくださるのですが、特に夜が明ける直前、つまり私たちにとって一番暗い時に、助けの御手を伸ばしてくださるのかもしれません。
大河とその流れは、神の都に喜びを与える
いと高き神のいます聖所に。
神はその中にいまし、都は揺らぐことがない。
夜明けとともに、神は助けをお与えになる。(詩編46:5~6)
在主
林 尚俊