2024年10月27日
愛する皆さま
主の御名を心よりほめたたえます。
当然ながら、私はふだん、牧師の仲間たちとの交わりに参加する機会が多々あります。そのほとんどがいわゆる会議や学びなどの公式的な場ですが、それでも休憩時間や公式日程が終わった後はプライベートな時間が与えられます。その時に牧師どうしがどんな会話をすると思いますか。ここだけの話ですが、他の方々とあまり変わらない普通の会話をする場合がほとんどです。もちろん互いの教会に祈りの課題があればその話をすることもあります。それ以外は子育ての悩みや健康の話、それぞれが個人的にはまっている趣味の話など、ごく一般的な会話です。例えば私の場合は同じキャンプの趣味を持っている牧師と新しく手に入れたキャンプギアの使い勝手などの情報を交換したり、最近泊まったキャンプ場についての報告をしたりします。
そんな中で、最近とても珍しい分野で私と同じ趣味(?)を持っている牧師がいることが分かりました。K連合長老会のK牧師です。皆さん、すでにご存じのように私は大の動物好きで、特にマイナーで珍しい生き物が大好きです。例えばハシビロコウという巨大で日中はほとんど動かない鳥や、一部の限られた地域にだけ生息している爬虫類などを見るのが大好きです。また獣の中でもウオンバットなど、いわゆるマイナーな生き物が大好きです。中でも一番好きな動物はレッサーパンダです。もちろん考え方によったらレッサーパンダはそれほどマイナーではありませんが、同じ「パンダ」という名前を共有しているジャイアントパンダに比べたら、ジャイアントパンダの方が圧倒的な知名度もあり押しのファンも多いでしょう。だからレッサーパンダの方がマイナーとも言えるのではないでしょうか。
実はレッサーパンダはもともと「パンダ」と呼ばれていました。しかし圧倒的なインパクトを持つジャイアントパンダが世の中に登場してからは、その名を奪われてしまい、名前の前に「より小さい、より劣る」という意味の「レッサー」という言葉が付けられるようになってしまいました。私はこの事実を受け入れることができないので、個人的にはレッサーパンダをただ「パンダ」と呼び、白黒模様のでっかいヤツを「ジャイアントパンダ」と呼んでいます。
最近、牧師の集いの時に、このレッサーパンダが話題になったことがありました。その時、私以上に目を輝かせたレッサーパンダの大ファンのK牧師の一面を知ったのです。互いのスマホに保存してある押しの(?)パンダの写真を比べながらレッサーパンダの話で大いに盛り上がりました。その光景を見ていた他の牧師たちは、「牧師が自分で撮ったレッサーパンダの写真を見せ合って自慢している光景って、本当に珍しいね」と言いながら笑っていました。確かにあまり見ることのできない光景でしょう。ちなみに私の押しは王子動物園にいるミンファちゃんです。このように同じ志を持つ信仰の仲間がいる言うことは本当に嬉しいことです。改めて主に感謝しました。
だから、わたしたちはこのような人たちを助けるべきです。そうすれば、真理のために共に働く者となるのです。
(ヨハネの手紙三 1:8)
在主
林 尚俊