2023年8月27日

愛する皆さま

主の御名を心よりほめたたえます。

 

8月も残りあとわずかです。毎年感じることですが、今年の夏が今までより一番暑かったような気がします。この手紙を書いている日がちょうど立秋の次の節気である処暑の前日でしたが、最高気温がなんと35度でした。しかも天気予報によると、しばらくはこのような猛暑日が続くようです。まだまだ夏ということですね。この厳しい残暑を皆で無事に乗り越えましょう。

 

よくよく考えてみると、夏が厳しいとかつらいと思うようになったのは、大人になってからだということに気づきました。本来は夏が大好きだったのです。私はカナヅチですが、子どものころ夏になると、よく渓谷や海水浴場に、ほぼ毎年遊びに行きました。浮き輪さえあれば何も怖くありませんでした。よく考えて見ますと、私は本当はサマーボーイだったのです。

 

今年の夏は水辺に遊びに行きたいと思いましたが、なかなか行くチャンスに巡り合えません。そんなとき、1つの素晴らしいアイデアが頭をよぎりました。先週の話とつながりますが、DK姉妹の娘さんたちと淀川に行って、日本の夏の代表的な風物詩とも言える花火をすることにしたのです。淀川の中には入りませんが、水辺は水辺です。先週の聖日には長女のNちゃんも加わったので、3姉妹となりました。実は長女のNちゃんが加わるという情報はすでに1週間前に手に入れていたので、コリアンタウンに行った日に、すでに一緒に花火に行くことに決めていたのです。

 

話が決まった日、早速、近所の例の老舗の花火屋さんに行き、さまざまな花火を用意しました。ちなみにお店の有名な看板娘はもう百歳になったそうで、残念ながら今回はお会いできませんでしたが、お元気だそうです。そしてワクワクしながら1週間待ち、いよいよ当日です。約束の時間になり、IS長老の家の近くで待ち合わせ、そこから車を走らせること約10分、2年前に我が家の花火大会をした時にも行った知る人ぞ知る秘密(?)の場所に、3人を連れていきました。スタート前にちょっとしたハプニングもありましたが、いよいよ楽しい花火大会が始まりました。安全のため主に手持ち花火を用意しましたが、時々、場をより盛り上げる打ち上げ花火というアクセントも入れました。特に思い出に残るのは、3姉妹と妻を合わせるとちょうど4人だったので、手持ち花火で文字を書きカメラで撮るという高難度の演出を入れたことです。携帯カメラの露出や花火を動かす速度など、いろいろな試行錯誤を経て、ついに素晴らしい作品が出来上がりました。その時撮った写真には美しくかつ鮮明に“LOVE”という文字が残ったのです。思ったより素晴らしい出来でみんな大満足でした。誰もが子どものような笑顔になったので今回の花火大会も大成功でした。帰りにMDハンバーガー屋さんに寄りアイスを食べたりシェイクを飲んだりしながらおしゃべりするという楽しい時間も持ちました。夏休みのよいフィナーレです。来年もまたやりたいですね。神様、感謝します。

 

……愛を身に着けなさい。愛は、すべてを完成させるきずなです。

(コロサイの信徒への手紙 3:14) 

 

在主

林 尚俊

 

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